玉穂町は、下河東地内にある総合会館の耐震改修・増築工事の計画で、今後、設計業務を委託する予定だ。既存の総合会館の耐震補強や改修とともに、2階建て約1200㎡の規模で建物を増築し、福祉や教育等の拠点施設として整備するもので、今年度は町の6月補正予算で施設整備に伴う測量・設計等委託費(1400万円)を計上している。
現時点の計画によると増築する建物は2階建て延床面積1200㎡程度の規模を予定。2階建てとなる既存の総合会館には、社会福祉協議会の事務局や会議室、調理室、ホールなどを備えているが、調理室については、実習室を充実させ、増築部分にスペースを広く確保し移転。これ伴い既存建物の内部改修を行ない、ボランティア連絡室や社会福祉協議会の事務所など各スペースを広げる。さらに増築部分の2階には、ヨガや軽スポーツなどにも利用できるような板張りのホールの整備なども検討されている。
同町では来年2月に合併により中央市に移行することから、合併前に詳細設計までを完了させたい考えで、新市になってからの工事実施を見込んでいる。