青梅市は、JR青梅線河辺駅周辺の南北に伸びる二路線について、電線類地中化工事を目指している。駅北側の幹五号線、南側の幹一九号線で計画。十三年度以降、五か年程度に分けた施工を見込む。九月補正予算では、設計等に計九一〇万円の委託費を計上した。
工事は、道路修景事業として電線ケーブルの埋設等を主に進めるもので、国の補助を受けて行う。道路の拡幅工事などは今回予定していない。同事業について市では、これまでに市庁舎の前面道路を対象に工事を進め完了、今回も同様の内容を見込んでいる。
工事対象は、南北合わせて合計で延長約二、三一二m。市では今後、十一月ごろにも地下埋設物の調査や基本設計を委託し、年度内で進める方針。実施設計は、十二年度で取り組む。補助金調整等が順調に進むことが前提だが、十三年度からの工事を計画。事業費の問題から五か年程度に工期分けする方針だが、詳細は設計を通してまとめていく。