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道の駅常総4月公告/五霞統合校整備に着手/県西地域22年度主要事業

2022/01/12 日本工業経済新聞(茨城版)

 県西地域の2022年度に計画されている主要事業をまとめた。筑西市が下館南中学校の屋内プール建設に取り掛かる。結城市は北部の小学校4校で空調設備設置を計画。常総市の(仮称)道の駅常総は早ければ4月にも本体工事が公告される。下妻市は下妻小学校プール大規模改修を予定する。五霞町では小学校統合と小中一貫教育推進に向け、既存校舎の改修などに着手する。このほか古河市が古河第一中学校の長寿命化改良工事で、年度後半にも実施設計を発注する見込みだ。

【古河市】

 ◆古河第一中学校長寿命化改良工事=長寿命化の対象は、普通教室12室と特別支援教室5室を備える普通教室棟、特別教室棟、管理教室棟、屋内運動場など。21~22年度に基本設計を予定し、予算の繰り越し手続きを行った上で、11月ごろをめどにまとめる。実施設計は22~23年度に行う見込みで、発注方法などは検討中。工事については23~26年度の4カ年を計画する。

【筑西市】

 ◆下館南中学校屋内プール建設=既存プールで老朽化が進んでおり、部活動などで使用頻度が高いことから、改築を計画。屋内プールは25m6コースを予定し、施設の規模や水槽の構造などは検討中。順調ならば22年度早期に工事を発注する見込みで、議会案件を想定しており、22~23年度にかけて改築工事を行う考えだ。

【結城市】

 ◆小学校空調設備設置=近年の猛暑などを踏まえ、小中学校への空調設備設置を推進。21年度からは特別教室への整備に着手しており、22年度は結城小、城南小、結城西小、城西小の市北部の小学校を検討する。なお残る市南部5校についてはリース方式による整備を視野に入れている。

【常総市】

 ◆(仮称)道の駅常総整備=予定地は圏央道常総インターチェンジ(IC)北側の約2ha。本体工事は4月にも公告を検討しており、5月定例会に契約議案を諮りたい考え。23年3月の開業を目指す。規模はS造2階建て、延べ床面積1955・83㎡を想定する。駐車場は市と県の共同で整備を進める。

【下妻市】

 ◆下妻小学校屋外プール大規模改修=既存のコンクリート造の水槽に、無塗装のステンレス槽を被せる計画。また、ろ過機や配管を更新するほか、付属建屋の塗装や一部建て替えなどを検討する。年度末から年度明けごろに公告したい考えで、工事費に1億4960万円、工事監理委託費に302万5000円を確保している。

【五霞町】

 ◆小学校統合および小中一貫教育学校施設備整備=22~23年度に工事を計画。五霞西小の屋外運動場に仮設校舎を建設した上で、同校既存校舎の改修や昇降機の新設、五霞中との渡り廊下整備などを行う予定。基本・実施設計は㈱須藤隆建築設計事務所(土浦市)が担当し、21~22年度でまとめる。


 【写真=道の駅常総建設予定地】

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