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群馬県高崎市

高崎市は児童相談所建設へ22年度に用地測量やボーリング調査を計画

2022/01/20 群馬建設新聞

高崎市は問屋町地内への児童相談所新設に向け、2022年度に用地測量やボーリング調査を計画している。用地測量とボーリング調査を一括して委託するか、分割するかは検討中。23年度に文化財発掘調査や本体工事に着手し、25年度の開所を目指す。建築工事や解体工事、外構工事を含む概算事業費は13億6000万円。

児童相談所には、こども発達支援センターや一時保護所も設ける。建設予定地はJR高崎問屋町駅の西口付近に位置する問屋町運動公園(問屋町4-4-1ほか)の敷地約8150㎡。ボーリング調査は4~5本程度を想定する。

新施設の延べ床面積は3200㎡程度を見込む。内部には◇学齢児ラウンジ=床暖房(30㎡)、小上がり(畳敷き10畳)◇厨房=2槽シンク、事業用冷蔵庫、作業台、フライヤー、ガステーブル、調理台など◇屋内運動場=バスケットゴール◇男児居室(個室)=6室◇女児居室(個室)=6室◇来所者用男子トイレ=洋式便器2基、小便器3基、洗面台2基◇来所者用女子トイレ=洋式便器4基、洗面台2基◇エレベータ=1機-などを配置。

屋外施設として95台程度の平面駐車場や40台程度を収容する屋根付き駐輪場を設ける。また、砂場や簡易滑り台などを設置する幼児用所庭やフットサルゴール、倉庫、防球ネットなどを設ける学齢児用所庭も整備する。

建物の構造、階数、延べ床面積など詳細は現在、公募型プロポーザルを公告している基本・実施設計業務の中で検討する。業務は23年3月24日までの履行期限で進める。

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