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茨城県水戸市

一般競争8月ごろ/レイク駐車場で舗装工

2022/05/19 日本工業経済新聞(茨城版)

 水戸市が進めているレイクサイドボウル跡地への駐車場整備で、2022年度は舗装工などに取り掛かる。工事を一般競争入札で8月以降にも発注し、工期が6カ月を想定する。工事費には1億4200万円を予算化した。4月27日に公募を開始した千波公園(黄門像広場周辺地区)のPark―PFI事業に合わせて整備を進めていく。

 同跡地は千波町地内の県道水戸神栖線と市道千波8号線に面し、千波湖入口交差点付近に位置する約1・2ha。現在、路床入れ替えや排水構造物工を含む駐車場整備工事を豊島工務店・要建設JVが進めている。測量と実施設計に関しては㈱共同測量(水戸市)が担当した。

 本年度は、これまでの続きの工事として路盤工などの舗装工事に着手する。工事発注の時期については現工事の進ちょくを見ながら、8月以降を見込んでいる。駐車場の収容台数としてはバス20~30台を含み、全体で200台を超える程度を確保する。

 市は、千波公園におけるPark-PFI事業に向けて4月27日に公募を開始。12月に事業者との基本協定を結び、早ければ24年度末のP-PFIに伴う施設の供用を見込んでいる。

 同事業では、黄門像広場周辺地区(約1万7000㎡)において民間事業者が飲食・物販機能を持つ収益施設を設置するとともに、公園利用者に資する園路や広場、トイレなどを整備する。設置可能な建築面積の合計の上限は既存施設を含む5000㎡、高さは10mまでに設定。

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