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群馬県渋川市

渋川市金井地内で導水管布設替 夏ごろに工事発注

2022/05/21 群馬建設新聞

渋川市は2022年度の配水施設改良事業を明らかにした。夏ごろに発注を予定している渋川地区金井地内の導水管および配水管の敷設替えを含む送配水管敷設替え工事を7カ所で行うほか、舗装復旧工事を6カ所、下水道関連配水管整備工事7カ所など合計34カ所でそれぞれ整備を進めていく。工事には当初予算の水道事業会計で確保した7億6655万4000円を充てる。

配水施設改良事業は◇送配水管敷設替え◇舗装復旧◇下水道関連配水管整備◇送配水管敷設◇県土地改良関連送水管敷設替え◇上信自動車関連配水管整備◇綾戸バイパス事業関連配水管敷設替え◇伊熊北信号付近国道17号改良事業関連配水管敷設替え◇給排水整備―の9種の工事が含まれている。

このうち、送配水管敷設替え工事は◇渋川◇伊香保◇子持◇小野子◇赤城◇北橘―の6地区で計画。

主な事業としては渋川地区の金井地内で敷島自動車(金井868―4)北側に位置する市道金井阿久津線を対象に、導水管および配水管の敷設替えを計画。導水管および配水管として使用されている既存の鋳鉄管をダクタイル鋳鉄管に更新する。

導水管はφ350㎜で延長100・4m、配水管はφ200㎜で102・2m敷設する。合わせて金井浄水場につながる制御用のケーブルを通す波状硬質合成樹脂管φ150㎜を97・9mの延長で埋設する。工事の発注時期は夏ごろを見込んでいる。設計は都市開発設計(前橋市)がまとめた。

また、小野子地内にある如意寺(村上3892)付近で送配水管の敷設替えも予定されている。ポリエチレンPE管で送水管φ75㎜、配水管φ100㎜を260mの区間で埋設する。工事発注は夏ごろを予定。設計は直営でまとめた。

舗装本復旧としては、伊香保地区の長峰地内などで工事を計画。長峰地内では主要地方道渋川松井田線の西沢橋付近で基層と表層を延長259m、1085・5㎡の範囲で舗装する。工事は近く指名する見通し。

さらに◇伊香保地内=延長30m、舗装面積180㎡◇中郷地内=同290m、同810㎡◇吹屋地区=同40m、同220㎡◇真壁地内=同463m、同1829㎡―で舗装本復旧工事を予定している。

このほか、老朽管敷設替えとして子持地区など3カ所で工事を計画。さらに、渋川地区で下水道関連配水管整備や上信道関連配水管整備を行うなど、配水管施設の改良を随時進めていくとしている。

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