記事

事業者
群馬県館林農村整備センター

館林農村整備センター就任インタビュー

2022/06/16 群馬建設新聞

邑楽館林地域は初の就任で、全ての地域に就任したこととなるという。初めての地域で非常に新鮮な気持ちとしたうえで「事務所にはベテランの職員も多く、業務進行には大きな不安はないが、各自の力を発揮できるようにコミュニケーションを取りながら、明るく楽しい職場環境のもとで、地域との絆を大切にしながら地域農業の発展に取り組んでいきたい」と語る。

所管地域の印象へは「生産基盤整備に併せ、水稲から畑作転換による高収益作物の導入やそれに伴う企業参入も進んでおり、引き続き導入などを促進していきたい。また、担い手が将来にわたって魅力ある農業を展開できるように、ICTを活用したほ場水管理や地下かんがいシステムなどスマート農業への対応を視野に入れた整備も進めていきたい」と力強く語った。

建設業についての印象は「5月末までに2件東部農業事務所管内で豚熱に係る埋却作業を完遂していただき、大変感謝している。当地域に養豚農家は多くないが、いつ起こるか分からない。情報共有をしながら連携を深めて、円滑な作業に備えていきたい。また、ほ場整備では農家への配慮もしていただいており、次年度の営農に間に合わせる努力をしていただき、非常に感謝している」と感謝の言葉を述べた。

これまでに携わった事業では「県庁土地改良課(当時)で国土調査事業の担当時に、知事を被告とする裁判に指定代理人として名を連ねた際、被告側の証人尋問において、証人が読み上げる書類の提示等の役割を任され、あの緊張感は忘れられない。赤城西麓の畑地帯総合整備事業の担当時では事業が最盛期でもあったことから事業量、事業費もかなり膨大であった。地元の熱意と自身の若さもあり全うすることができた。現在は本県を代表する高原野菜の産地となり、その一翼を担えた」と誇らしげな表情を見せる。

趣味は体を動かすこと。小中学生時代は野球、高校ではバドミントン、空手、大学時代には空手部に所属し、さまざまなスポーツを体験してきた。チーム競技、個人競技、各々の良さがあり、仕事にも通ずる部分があると話す。現在、二つの野球チームに所属。早朝野球では息子とともに三遊間を守り、熟年野球は投手を務める。楽しみながらの野球をモットーにしながらも、市の大会にも参加し、県大会を目指して、休日はほぼ練習に費やす。特に月曜日は筋肉痛と戦いながらの仕事になるのは言うまでもない。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら