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茨城県県南農林事務所

県県南農林土浦土地改良事務所の22年度主要工事まとめ/伊奈北部の排水路工3件を近く公告へ

2022/06/18 日本工業経済新聞(茨城版)

 土浦市、石岡市、取手市、つくば市、守谷市、かすみがうら市、つくばみらい市、利根町の7市1町にまたがるエリアを管轄する県南農林土浦土地改良事務所。経営体育成基盤整備事業の伊奈北部地区では、排水路工事3件が近く公告となる。畑地帯総合整備事業の上郷角内地区では、第4工区の区画整理工や幹線道路改良工、排水路工を7月以降に公告。新治地区の高収益畑作モデル基盤整備事業については、整地工とポンプ設備工が7~9月に一般競争入札で発注となる。

 【経営体育成基盤整備事業伊奈北部地区】

 つくばみらい市で用水路や排水路、農道の整備を進めている。本年度は、1期地区で排水路その9工事(小張)、2期地区で排水路その10(小張)とその11工事(福原)を予定。その9とその10は近く公告となる。その11については現地と調整中で未定。

 概要はその9が延長900mの排水フリューム(600×900)、その10が延長1000mの排水フリューム(400×600~600×900)、その11が延長900mの排水フリューム。工期は全て9カ月で、常陽測量設計㈱(土浦市)が設計を策定。

 【畑地帯総合整備事業上郷角内地区】

 つくば市の上郷角内地区では、畑作農業経営の体質強化のため、4工区に分けて16・9haの区画整理工事を進めている。本年度は第4工区の区画整理工事(A3・9ha)、幹線道路改良工事(路盤工A6000㎡)、排水路工事(L2500m)を予定。全て工期は9カ月。設計者は常陸測工㈱(水戸市)。

 【地盤沈下対策事業福岡堰4期地区・小貝東部2期地区】

 地盤沈下により不等沈下した用排水路をするもの。福岡堰4期地区では、第3工区鐘打落排水路工事(つくばみらい市成瀬、L140m)を7月以降に公告。小貝東部2期地区では、第3工区新台通用水路工事(つくばみらい市戸崎、L80m)を7月以降に公告する。どちらも9カ月の工期を見込む。

 【高収益畑作モデル基盤整備事業新治地区】

 かすみがうら市新治で、小区画を大区画にする簡易な畑地基盤整備や、用水施設整備をモデル的に実施。2022年度は、整地工事(区画整理A3・3ha、パイプライン工L800m、工期8カ月)と用水施設工事(ポンプ設備工1カ所、工期6カ月)をそれぞれ7~9月にも公告する。


【上郷角内地区では区画整理工を推進】

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