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経済産業省関東経済産業局

関東経産局が6月の管内経済動向を判断

2022/06/22 埼玉建設新聞

 関東経済産業局は20日、2022年6月における管内の経済動向で総括判断を「一部に弱さが残るものの、持ち直しの動きがみられる」と発表した。2カ月連続の据え置きとなった。公共工事は4カ月連続で前年同月を下回り、請負金額は単月(22年4月)で5900億円。前年同月比はマイナス3・9%となっている。今後については新型コロナウイルスの感染状況や国際情勢の動向などが国内経済に与える影響について留意する必要があるとした。

 生産活動は生産用機械工業をはじめ9業種で上昇し、2カ月連続の上昇となった。

 個人消費は百貨店・スーパー販売額が8カ月連続で前年同月を上回った。乗用車新規登録台数は10カ月連続で前年同月を下回った。

 また雇用情勢は有効求人倍率が4カ月連続で上昇し、緩やかに持ち直しており、総じてみると管内経済は一部に弱さが残るものの、持ち直しの動きがみられる。

 判断の指標は4月のデータを中心にしている。

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