埼玉県消防設備協会は21日、さいたま市内のロイヤルパインズホテル浦和で第10回定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選で梅澤將明会長の続投を決めた。
冒頭、梅澤会長は昨年度に約1300人を対象とした点検資格者、消防設備士の講習の実施を報告し「点検済票(ラベル)の購入と交付価格の上昇、新型コロナの影響などから消防用設備等点検適正化事業の悪化も予想されたが、堅調に推移できた」と振り返った。本年度も各種業務の実施に向け、会員へ引き続き支援と協力を要請した。
このほか、議事では2021年度事業報告と収支決算、本年度事業計画案などが審議され、いずれも全会一致で承認された。
議事終了後には協会の運営や発展に尽力した13人へ梅澤会長から表彰状が授与されたほか、退任する役員4人に感謝状が贈られた。