新潟県建築士会（田中隆司会長、会員１８０２人）は７月29日、上越市内のホテルハイマートで定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選では田中会長を再任した。

　総会には県内各地から59人の会員が出席。総会冒頭のあいさつで田中会長は「この２年間は新型コロナウイルス感染症により活動が制限され、この総会も最終的には１週間前に開催することを決断した。どうしても開きたかった一番の理由は、活動機運や士気が高まらず、皆で集まるようなことをしないとその繰り返しになってしまうと考え、対面で顔を合わせ、１年間がんばっていこうという確認と励まし合いという意味で開催した」と総会開催の意義を強調。また、同会が本年で70周年を迎えることから計画していた記念事業については、１年延期して来年に新潟市内で行われる総会と合わせて開催することを明らかにした。

　議事では、上程した議案をいずれも原案通りに承認。役員改選では、田中会長と高橋達平氏、中村友範氏、滝沢博之氏の３人の副会長がいずれも再任された。

【写真＝田中会長、上越市内で開かれた総会】