川口市は、新郷小学校において下水管切り替え工事を計画している。排水設備を現況の合併浄化槽方式から下水放流方式へと変更する計画だ。2022年度末までに実施設計をまとめた後、23年度に着工。夏季休暇期間を中心としつつ、約7カ月で施工を終える見通しとなる。実施設計に関しては、サトウ設計(川口市、?048-295-9816)が手掛ける。
新郷小学校(東本郷1313)は、敷地面積1万5625㎡を有する施設。敷地内に3棟の教室棟、管理・特別教室棟・屋内運動場、プール、給食室などが立地する。同校周辺で下水管布設工事が完了したことから、排水方式を下水管に接続する形へ変更する運びとなった。
自然勾配で放流が可能な方式を念頭に置き、設計で下水本管へ接続する際の施工方法などを検討する。そのほか、現況の浄化槽についても撤去を視野に入れつつ、工法などを具体化する見込み。