建設業に関心を持ってもらおうと県建設業協会青年部会・塩山分会(天川正義分会長)は2日、山梨市の日川小学校で重機などの体験学習会を開いた。同小1年生29人が参加。県や太陽建機レンタルの協力を受け、重機やパトロール車の役割を学んだ。
乗車体験では、協会員が補助しながらショベルカーに乗り込み、操作を習った。初めての体験に顔をこわばらせる子が多い中、ガチャガチャと楽しそうにレバーを動かす子もいた。県建設業対策室や峡東建設事務所の職員も応援に駆け付け、パトロール車の乗車体験を実施した。
天川分会長は「子どもたちに建設業の魅力を伝えていくことで、職業を選択するときの候補の1つにしてもらえれば」と狙いを話した。同小の三枝一哉校長は「学校で、はたらく自動車を学ぶときは、図鑑を見るだけ。実際に見られる機会は少ないので、ありがたい」と感謝していた。
【写真左から1=天川分会長】
【写真2=ミキサー車を操作】
【写真3=県職員がパトロール車の役割説明】
【写真4=初めて見る重機に興奮】