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群馬県高崎市

新年度に担当部署設置/都市緑化フェア基本計画

2006/01/20 群馬建設新聞

 平成20年春に本県を会場に開催される全国都市緑化フェアで、総合会場として位置づけられている高崎市は18日、年度内をメドに策定している基本計画について進捗状況を明らかにした。それによると、ソフト面を重視したプランを想定し、高崎駅を下りたらそこが会場といった基本コンセプトを基に仕掛けづくりを進めている。基本計画を具体化するため18年度には、庁内公園緑地課に緑化フェア担当部署を新たに設置する。

 構想では、電線地中化の進んでいる駅西口通りでの仮舗装を利用したレイアウト、もてなし広場やJT跡地(現駐車場)などの城址地区をメーンに充て、市役所に隣接するシティギャラリーは実行委員会のテーマ会場として、高崎の文化を全国に発信していく考え。このほか、歩道の修繕や桜をPRするため公共的な照明装置も設置していく。同市の基本方針は、「文化」に位置づけられており、城址公園周辺や駅・市街地周辺約4haを会場に屋内出展を主体に展開し、高崎の文化を全国に発信していく考え。

 本県緑化フェアは前橋市と高崎市を総合会場とする基本構想が国交省に承認されており、これにより県では現在、基本計画の策定を進めている。市によると、18年度には県により実行委員会が設置されるなど具体的な動きも見られるとし、開催期間は、平成20年3月29日~6月8日までの72日間が有力とされる。



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