小柳建設は19日、新潟市江南区の天野河川防災ステーションで、有明台小学校3年生を招いた防災バスツアーを開いた。北陸地方整備局信濃川下流河川事務所と同事務所発注工事の若手技術者で組織する関屋モリ上げ隊と協力し、信濃川への愛着を感じてもらうため学習の一貫として開催。児童は、信濃川の特徴や下流域の生き物、過去の洪水と同事務所の仕事などを学んだほか、災害時に活躍する排水ポンプ車や照明車などを見学した。
児童からは「信濃川での仕事がよく分かった」との声が聞かれたほか、ポンプ車や照明車には「思ったよりも大きかった」と驚いた様子。
関屋モリ上げ隊の隊長を務める信濃川下流河川事務所の高田馨氏は、「信濃川を守る若手技術者の目線で、さらに未来の防災を担う小学生に信濃川のことを伝えたかった」とし「信濃川で分からないことがあったら関屋モリ上げ隊に聞いてほしい」と呼び掛けた。
【写真=排水ポンプの重さを実感】