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山梨県笛吹市

施設解体工事費など 12月補正予算案

2025/12/09 山梨建設新聞

 笛吹市は12月補正予算案を発表した。芦川グリーンロッジ改修1735万8000円、市道1-20号線舗装修繕工事660万円、春日居小の教室改修495万円、下水道設計99万円、学校ネットワークアセスメント業務委託852万5000円などを盛り込んでいる。

 芦川グリーンロッジについては旧館の解体工事費を計上し、全額を2026年度へ繰り越す。25年度中に業者と契約を結び、26年度に掛けて工事を実施する。施設は新館と旧館で構成。今回の事業で新館は宿泊施設へ増改築する計画で、設計着手時の改修面積は350㎡程度、増築面積は100㎡程度を想定している。旧館については解体し、屋根付きの活動場所を整備する。管理施設も整備するほか水道設備や浄化槽なども更新する計画だ。設計は山形一級建築士事務所。概算工事費は1億7000万円を見込む。

 市道1-20号線舗装修繕工事(同市一宮町地内)については26年度に予定していたが、国の交付金が活用できることになったため前倒しする。

 春日居小の教室改修は、児童数増を見据え普通教室と特別教室を改修する。

 下水道の設計は、26年度から市が管理する山廬(さんろ)施設(同市境川町)に下水道を接続するため実施。同年度の着工を予定する。

 インターネット環境を評価する学校ネットワークアセスメントは、国の補助金を活用したインターネット環境整備の条件となっているため、25年度中に実施する。

 債務負担行為では、2026年度からの市役所本館などの夜間警備委託費、芦川学童保育クラブ業務委託費、外国語指導助手用タブレット端末リース料をそれぞれ設定。夜間警備は限度額6475万5000円(期間25~28年度)、学童保育クラブは2865万3000円(25~28年度)、タブレット端末リースは608万円(25~30年度)を設定する。

 このほかの主な予算は▽新山梨環状道路関連の道路整備の補償金など100万円▽障害者などの補装具購入補助319万8000円。

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