宇都宮市は今年度の農業集落排水事業に下福岡（福岡町、古賀志町）、瑞穂野南部（西刑部町、東刑部町、東木代町、平塚町）の二地区の工事を追加した。管径一五〇～二〇〇mmの硬質塩化ビニール管を総延長一、二四〇ｍにわたって布設する。工事は九月下旬に数分割発注する。

　市は七月補正予算で事業費一億千五十万円（委託料三百五十二万五千円、工事請負費一億六百九十七万五千円）を計上。実施設計業務は県土地改良事業団体連合会との間で随意契約し、工事発注に備える。設計費を含め下福岡には八千五十万円、瑞穂野南部には三千万円を配分。下福岡は延長九二〇ｍを二～三工区、瑞穂野南部は延長三四〇ｍを一～二工区に分割する。

　昨年度末の事業進捗状況は下福岡一八％、瑞穂野南部四％にとどまっていることから、促進を図ることになった。

　事業計画は次の通り①延長、管径②工区数③発注時期④事業費

　▽下福岡（福岡町、古賀志町）＝①九二〇ｍ、一五〇～二〇〇mm②二～三工区③九月下旬④八千五十万円

　▽瑞穂野南部（西刑部町、東刑部町、東木代町、平塚町）＝①三四〇ｍ、一五〇～二〇〇mm②一～二工区③九月下旬④三千万円