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事業者農林水産省関東農政局
見出し21年度着工へ設計等/関東農政利根川土地改良調査/総事業費に約400億円/国営農地防災の手賀沼地区  
掲載 2020年1月10日日刊建設タイムズ  
本文

 関東農政局利根川水系土地改良調査管理事務所は、国営総合農地防災事業手賀沼地区の2021年度着工に向けて準備を進めている。本年度は全体実施計画書の取りまとめや、排水施設他基本設計、泉揚水機場他基本設計、手賀排水機場地質調査などの業務を委託している。21年度に土地改良法による手続きを行い、着工を目指す。受益面積は約3873ha。関係市は船橋、松戸、柏、流山、八千代、我孫子、鎌ケ谷、印西、白井の9市。
 事業期間は21~32年度の12か年で、総事業費に約400億円を見込む。事業費は、本年度作成する全体実施設計の中で精査する。主要事業として、排水機場2か所と揚水機場3か所の改修や調節水門1か所の撤去、排水路2・3㎞の改修などを予定している。
 排水機場は手賀排水機場と手賀第二排水機場、揚水機場は泉揚水機場、都部新田揚水機場(旧滝下揚水機場)、小森揚水機場、調節水門は手賀沼調節水門が対象となる。
 手賀排水機場は排水ポンプを増強。手賀第二排水機場は地盤沈下により排水ポンプを改修。揚水機場3か所は地盤沈下や土砂堆積によりポンプを改修。手賀沼調節水門は、手賀排水機場へ機能の代替を行うため撤去する。このほか排水路は、金山落水路について改修工事を実施し、排水量を増加させる。
 本年度の業務は簡易公募型プロポーザルにより、全体実施設計の取りまとめをサンスイコンサルタントに4530万円(予定価格4537万円)、泉揚水機場他基本設計を三祐コンサルタンツに4320万円(同4324万円)、排水施設他基本設計をNTCコンサルタンツに3600万円(同3608万円)でそれぞれ委託した(いずれも消費税抜き)。
 全体実施設計の取りまとめは、手賀沼地区の全体実施設計における調査結果の取りまとめ、各種計画及び事業計画書案等の修正、全体実施計画書案の策定を行う。工期は本年3月19日まで。
 揚水機場の基本設計は、泉揚水機場、高野山揚水機場、小森揚水機場の洪水槽を含む基本設計及び高野山幹線水路(高野山揚水機場~高野山洪水槽区間)の基本設計を実施する。工期は本年2月27日まで。
 手賀排水施設他基本設計では、排水施設に係る基本設計及び水管理システムの構造設計を行う。工期は本年2月27日までとなっている。
 手賀沼地区では、1946~68年度にかけて国営手賀沼干拓土地改良事業を実施。同事業により、沼を埋め立て水田が造成されるとともに、揚水機場と排水機場を整備。県内でも有数の穀倉地帯となっている。一方、基幹農業水利施設については、手賀沼流域での都市開発の進展に伴う流出量の増大や地盤沈下の進行などにより現在の排水機場の能力では排水が難しくなり、台風や大雨によって湛水被害が生じている。
 このため、同事業により排水機場、排水路等を改修し、施設の機能を回復することで、農地の湛水被害を防止するとともに、農業用水の安定供給を確保し、農業生産性の維持及び農業経営の安定を図ることとした。

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