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栃木県高根沢町

町学校給食センター建替を計画

2000/01/14 日本工業経済新聞

 高根沢町は、町学校給食センター(石末二二四七-二)の建て替えを計画している。整備スケジュールについて現段階では、来年度に設計を委託、十三年度に建築工事に着手したいとしている。

 現在の給食センターは、中央小学校の西側に位置している。S造で昭和五十二年に建設された。町内の六小学校(阿久津小、中央小、東小、上高根沢小、北小、西小)、二中学校(阿久津中、北高根沢中)の児童、教職員を対象に一日当たり約三千三百食を供給している。

 町は今年度、同センターの耐久度等の基本調査を実施。この結果、老朽化が進み耐久力に問題があることが分かった。加えて全国的なO-157等の発生により、保健所の指導、文部省の学校給食管理の基準が強化されたこともあって、現在の施設ではこれら基準をクリアするのが困難と判断。設備面もウェット方式からドライ方式に改め、衛生面の対策に万全を期すことにしているが、方式の変更等により、現有敷地では施設の拡張に対応するのが難しいため移転新築が有力視される。

 施設の構造・規模や移転、現有地での建て替え等詳細については、今後、他の市町村の事例や財政状況を勘案しながら決定していくとしている。



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