2026/03/25
脱炭素化で日常を守る(群馬・KS)
脱炭素化で日常を守る
▼近年の地球温暖化による夏場の暑さは、屋外に出るだけで汗をかく常軌を逸した暑さと言っても過言ではない。夏の時期になるとテレビでは熱中症の危険性や対策を連日のように紹介するなど注意を促している
▼群馬県建設業協会は昨年9月、7~8月における気温とWBGTの計測結果を公表。計測した316回のうち、8割以上でWBGT値28度以上・気温31度以上(熱中症厳重警戒以上)を記録し、休憩時間の確保をはじめ、熱中症対策を講じながらの作業が必要なことを指摘した
▼地球温暖化の要因の一つに二酸化炭素、メタン、フロンなどの温室効果ガス排出量の増加が挙げられている。2015年には国連気候変動枠組条約締約国会議(通称・COP)がフランスのパリで開かれ、20年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組み「パリ協定」が合意。16年11月に発効された
▼国土交通省は昨年3月、同省発注工事において、低炭素型コンクリートの活用を進めていることを発表した。建設業においても原料の代替のほか、二酸化炭素の吸着・固定化により、製造過程における二酸化炭素排出量を削減した低炭素型コンクリートや、その製品を使用した施工による地球温暖化対策が講じられている
▼年々暑さが厳しくなる中で、将来的には暑さから身を守る衣服を着用しなければ、屋外に出ることができなくなってしまうのではないかと本気で考えてしまうことがある。このような世界になってしまわないためにも、低炭素型コンクリートの試行的活用にみられるような、現場導入が可能な技術による地球温暖化対策を加速していく必要がある。(群馬・KS)















