2025/10/16
秋にやるべきこと(埼玉・HK)

秋にやるべきこと
▼ようやく夏の暑さが落ち着き、過ごしやすくなった。もはや恒例行事のように、今夏もニュースでは各地の最高気温が報じられた。心なしか夏が年々長くなっているようにも感じる。しかし、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通りとなって一安心である
▼この季節の変わり目にやるべきことが幾つかある。例えば衣替え。日を追って半袖では肌寒いと感じる機会が増える。私服に限らず、スーツを着用していれば、ジャケットを用意しなければならない。日中は暖かくても、朝晩は冷え込むことが増えてくる。9月頃から準備を始め、10月下旬から11月頃までには準備を終えたいものである。不要な衣類があれば、このタイミングで思い切って手放すこともよいかもしれない
▼さまざまなイベントもめじろ押しである。季節ならではの紅葉狩り。スポーツにしても快適に行える。暑い屋外での運動は心身ともに良くないので、私としてはこれらのアクティビティを「やるべきこと」に位置付けている
▼旬の味覚を堪能するのにもうってつけだ。サンマやキノコなどはどのように料理しようかと考えるだけで楽しい。旬な果物もスーパーで安く買えることを期待したい
▼過ごしやすく楽しみが多い季節となるが、少しだけ夏を振り返ってもよいかもしれない。政府は6月から熱中症予防対策を事業者に義務付けた。従来の努力義務から、罰則付きで予防策の徹底を図った格好だ。気温が落ち着くこの時期に、熱中症対策が有効であったか再考する機会としたい。建設業界としてもこれを「やるべきこと」として位置付け、少しでも労働環境の改善につながればと思う。(埼玉・HK)