コラム

2026/07/03

共感を覚えたこと(埼玉・YH)

共感を覚えたこと

▼書店へ行くと帰りたくなくなる。1人暮らしを始めて15年ほどたった。最初の数年間は、さまざまな本を手に取っていた。しかし、家の中のスペースにも限りがあるため、ここ数年は本当に欲しい本を目当てに買うだけになっていた

▼図書館へ行くことや電子書籍での購入という手もあるとは思った。だが自分には合わないので、この1年ほどは改めて書店の中を歩き回るようにしたところ、興味深い本がたくさん見つかった。特に初めて訪れた書店は気持ちが高ぶって仕方ない。冒頭に書いたように帰りたくなくなる

▼最近はマタギに関する本を購入した。聞いたことがない出版社の文庫本で安くはない価格だったが、知らない世界を知るきっかけになった。ただ、これが続くと財布の中身がすぐになくなってしまうので困りものだ

▼最近、移動中にラジオ番組を聞いていたところ、ネットニュースではなく新聞を読むようにしているという話をしていた。ネットニュースは、自分が読んだ記事と似たような記事を薦められ、読ませられている感覚が嫌になったという。だが、ニュースを見ないと世の中の状況が分からないから新聞を買うことにしたらしい。自分の興味がある記事だけでなく、4こま漫画や読者投稿欄なども見て、新鮮味を感じているようだった。そんな話を聞いていて、どこか共通点があると感じていた。また、記者の端くれとして共感を覚えたところもある気がした

▼ところで、もう何年も探し続けている欲しい本があるのだが、どの書店に行っても在庫がない。もはや古本屋かインターネットで買うしかないのだろうか。(埼玉・YH)

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