2025/09/12
風景は変わっていく(埼玉・YH)

風景は変わっていく
▼先日、民間工事の情報収集をしていたところ、見覚えのある地名が出てきた。地図を調べてみると学生の時に住んでいたアパートのすぐ前だった。写真を撮るために現場に行くと懐かしい風景があった
▼住んでいたアパートの近くの景色、ほぼそのままだった。時間があったので車で周辺を回ってみた。よく行っていたスーパーやゲームショップがなくなっていた。食料品を買い出しには駅の反対側の出口まで足を延ばす必要がありそうだ。またいつか住みたいと思っていたが、少し住みにくくなっているようだ。それでも街の雰囲気は変わらずだった
▼また、通っていた大学の最寄り駅の周辺整備事業も進んでいる。整備に至った背景を調べてみると、駅舎のそばに踏切があるため駅入り口前の道路が狭く、道路には歩行者と車両が混在している状況で、危険な状態にあることや、地区からの要望もあってのことのようだ。確かに以前から、車と歩行者の距離が近いと感じていた。整備によって周辺の雰囲気が大きく変わりそうだ
▼以前も書いた気がするが、実家周辺も変わった。ある日帰省すると新幹線の高架が町の中に現れた。駅ができたので、いろいろな施設ができたり移転して様変わりした。ちなみに新幹線に乗ってみたが快適だったし、区画整理によって風景も変わった。生え放題の雑草でどうなっているか分からないような場所もきれいになった
▼「整備」によって風景は変化しているものの、住んでいる人たちは変わらない日常を過ごす。整備することでさまざまな人たちが快適な生活につながるものを整備してほしいと願う。(埼玉・YH)