コラム

2024/04/19

重機のテーマパーク(山梨・HI)

重機のテーマパーク

▼春が訪れ、各地の公園では催し事が開催されている。あるイベントでは、大きな芝生広場に、出展や団体のPRブースが立ち並び、特設ステージでは戦隊ヒーローショーが行われ、多くの親子連れが楽しんでいた

▼広い園内でもひと際目立つ人だかりがあった。それは建設業界の団体が出展した体験コーナーだ。バックホーとの記念撮影をはじめ、重機を操縦した砂やタイヤの移動、高所作業車への乗車、最先端測量技術のPR、ノコギリを使った木工作業など。重機が横並びになった様は壮観だった

▼全国では親子連れの遊び場の一つとして、建設重機を体験できる施設がある。住宅の敷地に砂利が敷かれ、カラーコーンとバーが設置された工事現場を連想させる空間で、子どもが重機を操縦する。周囲の環境と相まって、その姿はすでに現場作業員である。きっと、子ども自身もかっこ良い作業員に成りきっていることだろう。このような貴重な場があることは親子にとってうれしいことである

▼担い手確保に向けては、建設業界への理解や興味が深まることは大切。団体や企業ごとにさまざまな取り組みが展開される中、体験活動は「かっこいい」「楽しい」など、子どもに特に好評な様子。全国的には常設の体験施設が誕生しており、取り組みに進化と可能性を感じた

▼重機体験の取材時には子どもたちと一緒に高所作業車に試乗してみた。高さ6mから見下ろす景色は新鮮で、まるで重機のテーマパークだった。今回の体験を機に、親子そろって建設業界に興味を持ち、将来の就職時の候補として建設業の名前があがることを期待している。(山梨・HI)

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