コラム

2026/07/18

悲劇を防ぐために(群馬・NT)

悲劇を防ぐために

▼今年もすでに上半期が過ぎたが、その間に悲痛な事故のニュースをいくつも見かけた。そうした報道を見るたび、被害に遭われた方々の無念さを思うと胸が締め付けられる

▼しかし、その後の追跡調査などによって事故の詳しい経緯が判明すると、管理者や責任者といった関係者がなすべき行動を誤ったことによる「人災」だったというケースも少なくない。業務上順守すべき法令などを守っていなかったり、定められた手順を踏まず、安全基準を下回る行為が常態化していた、という場合だ。本来の手順に沿って、守るべき規則を徹底していれば悲劇は起こらなかったのではないかと思えてならない

▼先日、そういう私自身も仕事でケアレスミスをしてしまった。決して難しい業務ではなかったが、事前の簡単なチェックを怠ってしまった。そのために間違いが生じてしまい、迷惑をかけた相手へおわびに伺うことになった。ほんの少しでも時間をとって確認していれば防げるようなものだった

▼このくらい大丈夫だろうなどと面倒がってしまうと、そこに隙が生まれる。ちょっとした手間を惜しんだことで大きな損失が出てしまうのだと、深く反省した。今回のミスは命の危険につながるようなものではなかったが、もしも車の運転中の注意不足であったならば、自分が加害者になる可能性だって十分ある

▼注意していても、事故の可能性はゼロにはならない。しかし、守るべき手順を守っていれば防げる事故はある。「人のふり見てわがふり直せ」という言葉があるように、自分自身が当事者にならないよう、日々の行動を見つめ直したい。(群馬・NT)

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