2026/06/02
回転ずしの新技術活用(東京・JI)
回転ずしの新技術活用
▼数カ月に1度、回転ずしに行く。その度に必ず同行者から「すし屋ではすしを食え」と非難されてしまう。理由は簡単。実は生の魚が苦手で、いわゆる普通のすしにほとんど手を出さないからだ。それでも連れ立って店を訪れるのは、それ以外の料理がおいしいからである
▼メニューはいつも決まっている。握りは玉子とイカ。あとは天ぷら、かんぴょう巻き、納豆巻き、カリフォルニアロール風の巻物、そしてツナ軍艦巻き。茶わん蒸しも食べる。デザートのケーキを注文することもある。すし愛好者から「魚が嫌いなら来るな」と怒られるのも当然といえるラインアップだ
▼回転ずしの設備は、どんどん進化している。ある店ではメニュー選択のタッチパネルが以前はタブレットサイズだったが、先日訪問した際には巨大な画面になり、全メニューを一覧表示することができるようになっていた。操作が楽しくて触りまくっていたら、間違って興味のないメニューを注文してしまう失敗もあった
▼人口減少、物価高騰、人材不足、消費者の多様化など、外食産業を取り巻く環境は大変だろう。しかしそんなことを感じさせないほど、回転ずしは大人気である。いつも新技術・新商品・新サービスで多くの客を楽しませている。だから魚が好きな人も嫌いな人も来るのだろう
▼一つの分野における新たな取り組みは、他の分野においても参考になるケースがある。もちろん、そのまま活用できることは少ないし、参考にならない場合も多い。それでも、自分に応用できそうなアイデアを探すことは楽しい作業だ。そんな視点で、今後も街を見てみたい。(東京・JI)















