コラム

2026/06/26

酷暑時代の熱中症対策(新潟・GS)

酷暑時代の熱中症対策

▼先日、6月に入ったばかりだというのに夏バテになってしまった。ゴールデンウイークからしばらくたって体に疲労がたまっていたのか、例年以上の寒暖差のためか。幸いにも、水分を補給して十分に睡眠を取った結果、順調に回復した。気温の変化が苦手なので、まだしばらくは気が抜けない

▼夏バテ程度で済めばまだいいが、すでに本格的に熱中症リスクが高い時期へと突入している。気象庁が、最高気温40度以上の日を指す新たな予報用語として「酷暑日」を設定するなど、夏の脅威は年々増しつつある。熱中症対策に関する特記事項がある工事は多く、屋外作業がある建設業界には適切な予防・対処が求められている

▼熱中症対策は単なる意識改革にとどまらず、人々のライフスタイルにおいても明確に影響を及ぼしつつある。弊紙で連載している、山本昌幸氏による7・8月休工の話も例の一つ。従来では考えられなかった抜本的な対策が、これからの時代は有用となり得る。最近の例では、今回のサッカーワールドカップから前・後半途中に3分の飲水タイムが導入されているなど、こちらも従来のルールを抜本的に変えたケースと言えるだろう

▼建設業労働災害防止協会では、熱中症への備えとして氷、アイススラリー(流動性の氷状飲料水)、スポーツドリンク、塩あめ、アイスバス、ミストファンの用意を推奨するなど、対策例を示しているので参考にされたい

▼そして恐ろしいのは、熱中症対策による過剰な塩分・糖分摂取もまた、ペットボトル症候群など別の脅威に関わることである。適量の摂取、適切な対処を心がけていきたい。(新潟・GS)

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