2026/08/11
双方向の情報発信を(群馬・KS)
双方向の情報発信を
▼官庁をはじめ民間企業や団体などは、記者会見やプレスリリースの発出などを行うことで報道機関やメディアを通じて、社会に情報発信を行っている。記者会見は報道機関などと対面で行われるため、双方向で情報のやりとりが可能となる。しかし、プレスリリースは文書による発信となるため、情報提供側の一方的な伝達となってしまうこともある
▼プレスリリースは、報道機関やメディアを通じて広く周知することを目的に発出するものと理解している。ある民間企業が発出したプレスリリースの内容について問い合わせたところ「申し訳ありませんが、プレスリリースで発表したこと以外はお答えできません」と言われたことがある
▼上層部の決裁を受けた内容での情報発信であるため、どこまで担当者レベルで話しても良いのか戸惑うことは理解する。しかし「プレスリリースで発表したこと以外は答えられない」といった対応はまさに一方的な情報提供に過ぎず、果たして適切な広報活動と言えるのか疑問を感じた
▼取材先で「どのようなプレスリリースを作成すれば報道機関やメディアに取り上げてもらいやすくなるのか」と聞かれたことがある。突然の出来事だったため、その時は「報道機関やメディアが取り上げやすいような内容にした方が良いのではないか」と漠然とした回答をしてしまった
▼プレスリリースを発出するに当たっては、報道機関やメディアが注目するような見出しを付けるなど記載内容を工夫することも大事である。だが最も重要なのは、一方的な情報発信とならないことを心掛けることなのではないかと思う。(群馬・KS)















