コラム

2026/10/02

人材の育成と確保(東京・YO)

人材の育成と確保

▼テキサスの若馬とあだ名され、日本でも数多くの名勝負を繰り広げたドリー・ファンク・ジュニアが亡くなった。テキサスの荒馬の異名を持つ、弟テリー・ファンクとのタッグは、ザ・ファンクスと呼ばれ人気を博した

▼ドリー・ファンク・ジュニアは、入場曲スピニング・トー・ホールドと共にリングイン。ダブルアーム・スープレックス、ブレーンバスターなどを駆使し、熱戦を繰り広げた

▼戦績を見ると、各地のチャンピオンベルトを獲得するとともに、当時、世界最高峰とも呼ばれたNWA世界ヘビー級の第46代王者に輝く。自身のタイトル獲得だけでなく、一説には指導者としてもスタン・ハンセンをはじめ多くの著名レスラーを育成したという

▼一昔前、アメリカのプロレス界は、NWA(ナショナル・レスリング・アライアンス)、AWA(アメリカン・レスリング・アソシエーション)、WWF(ワールド・レスリング・フェデレーション)が栄華を誇っていた。今やNWAやAWAは衰退し、WWFはWWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)へと姿を変えた。そして新たな団体AEW(オール・エリート・レスリング)などが生まれている

▼時代背景や資金繰りの悪化に加え、人気レスラーを育てて定着させられなかった部分も、団体が衰退する一つの要因だろう。一方で、育てあげても引き抜かれるという懸念もある。取材で企業や団体のトップに話を聞くと「人財」の重要性を説く人が多い。いくら老舗、名門と呼ばれても、人材を確保・育成し、定着させられなければ、企業の存続はあり得ない。(東京・YO)

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