2026/02/04
「3K」は自虐?(埼玉・UT)
「3K」は自虐?
▼自身の短所や欠点をネタにして笑いを誘う、いわゆる「自虐ネタ」で場が和むことは、往々にしてある。立派な人が言うことで、一気に親しみやすくなるケースも見受けられる。建設業は「きつい」「汚い」「危険」の3K職場という表現は、世間が持っているイメージとして使われることが大半。ただ、まれに業界関係者、特にトップ層が自ら言っている場合もある
▼そもそも「3Kを脱却して新3K(給与、休暇、希望)を目指す」という表現からは、現行で「3K」と認めているニュアンスがある。日本橋梁建設協会のまとめによると、会員31社の技術者総数(2025年5月現在)は6032人で、16年と比較すると471人増えている。6032人の平均年齢は43・8歳。年代別にみると、最も多いのが51~60歳の1901人。次は21~30歳で1318人。20歳代は増加傾向にあるといい、明るい未来を感じさせる
▼昔も今も、土木構造物や建築物、各種設備などに興味を持ち、一生の仕事にしたいという人は多い。ものづくりに打ち込んでいる人は、「3K」の意識を持っていない場合もあると察せられる
▼大手、中小問わず、建設業各社のホームページ、とりわけ採用情報の欄を見てみると、3Kをうかがわせる表記は、まず見当たらない。総じて、やりがいがあり働きやすい職場であることが強調されている。新3K、さらには「かっこいい」を加えた新4Kは実現済みといった感がある
▼個別企業の発信は問題なし。業界がまとまった場合にも同じ雰囲気を出すことで、今年、生き生きとした建設業のイメージが定着してほしい。(埼玉・UT)















