2026/09/05
安全を胸に誓って(埼玉・HK)
安全を胸に誓って
▼無事故・無災害の実現を新たに誓う安全大会。建設業各社で毎年開催され恒例となっているこの行事では、参加者が一致団結して現場の安全確保への取り組みを示す。今夏は各社の取り組みを取材するため、2カ所の会場を訪ねた
▼「対策を講じているものの、残念ながら労災が起きた」―。いずれの会場でも、このような報告があった。「改善すべき事例が繰り返されている」という指摘も挙がり、現場担当者から作業員への周知徹底が望まれる。また作業員一人一人の安全意識向上へのスローガン発表では、具体的でイメージしやすい目標や手順が示された
▼単なるスローガンで終わらせないためにも、一人一人の当事者意識はもちろんのこと、有事の際に声を発することや声を掛けることが大事であると改めて思う。小さな異変を見過ごさず、判断のきっかけにする。判断が難しければ上長に委ねる
▼この当事者意識を持った上で安全対策グッズを活用することは有益だろう。例えば熱中症対策での塩タブレット。作業員に配るグッズとしてみると、声掛けのきっかけにもなる。意外な便利グッズとしてはヘルメット用のバイザーだ。顔への日差し対策として、かなり効果があるようだ。また健康管理機能を持つウエアラブルウオッチも、客観的な指標としての活用が見込まれる
▼地元建設業はよく「地域の守り手」と呼ばれる。それと同時に自分自身やその家族の守り手でもあり、安全大会は作業員とその家族の日常を守る約束の場でもあるだろう。今日も無事に家へ帰ること。それこそが、現場を支えるプロフェッショナルの誇りである。(埼玉・HK)















