コラム

2026/07/30

夏で思い浮かべるもの(埼玉・YH)

夏で思い浮かべるもの

▼「夏」といえば、何を思い浮かべるだろうか。イベントであれば海水浴や花火大会、夏祭りがある。食べ物では、そうめん、かき氷、スイカなどだろう。個人的には怖い話を挙げておきたい

▼担当している地域で、大きな予算が動く事業を取材することがある。しかし、各所とも慎重な動きをしていると感じている。先日、とある担当者と話していた時に、昨今の世の中の情勢から事業費に影響はないかと尋ねてみた。「積算した時に、計画段階からどう変わったのか、怖いですね」と話していたのが印象的だった

▼このようにさまざまなところで話を聞いていると、事業の方向性について見直しなどを図っているケースが出てきている。世の中の情勢は不安定ではあるものの、その町に住んでいる人たちが安心できるような取り組みを期待したいところだ

▼さて、背筋も凍るような怖い話を一つ。「お母さん!おなかがすいたよ。何かない?」2階から子どもが尋ねた。だが台所にいるはずの母からは何の反応もなかった。おかしいなと思いながら、子どもはもう一度叫ぶ。「お母さん聞こえてる?何か食べるものない?」

▼しかし、やはり返事はなかった。仕方なく、子どもは階段を下りていった。やはり、母の姿は見当たらない。ガスコンロには火が付いており、鍋がかかっている。その時、奥の部屋から母が現れた。「もう、火を付けたままで危ないじゃないか。おなかがすいたんだよ。今日のご飯は何?」。母親はにっこりと笑ってこう言った。「今日、麩(ふ)のみそ汁…」「今日、麩のみそ汁…」「恐怖のみそ汁」。お後がよろしいようで。(埼玉・YH)

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