コラム

2026/10/01

建設業の重要性(新潟・GS)

建設業の重要性

▼災害の激甚化・頻発化。あいさつなどで耳にする機会も多く、今や国民の多くが実感していると言ってよいだろう。とりわけ今年の夏は毎週のように、さまざまな地域がさまざまな災害に見舞われた。中・小規模のものまで含めれば思い返しきれないほどだ

▼夏特有の災害ではないが、一番大きな衝撃を与えたのは「令和8年熊本地震」だったと思われる。大きな津波こそなかったものの、家屋の倒壊や道路の損傷に加え、イオンモールの爆発などにより死者や重傷者が相次いだ

▼気象庁によれば、震度7が観測されたのは1995年の阪神・淡路大震災以降8回目となる。そのうち3回が2016年4月14日、同16日、今年7月28日に熊本で発生しているという。政府の特別機関である地震調査研究推進本部は、30年以内の地震発生確率が3%以上の活断層をSランクとして位置付けており、今年1月に公表された主要活断層の評価結果においても、今回の震源と見られる日奈久断層帯はSランクに位置付けられていた

▼この評価結果で他の地域を見ると、全国的に地震発生確率の高い断層が広く分布している。主に地方部では老朽施設も増えてきていることから、個人宅も公共施設も適切な耐震化が急がれる

▼近年よく見る光景として、一度目の災害の復興完了を待たずして、新たな災害に見舞われるというものがある。震災後の能登地域を襲った豪雨もそうであるし、今回の熊本地震でも完全な復旧に至っていなかった熊本城にさらなる被害が出た。災害大国の日本において、復旧・復興の担い手である建設業の重要性はますます高まっていくだろう。(新潟・GS)

厳選されたコンパクトな記事で
ちょっとリッチな情報収集

建設メールはこちら