群馬県と栃木県の県境となる渡良瀬川を渡河し、両県を結ぶ葉鹿橋の架替事業は12年度、上部工の建設工事を公募型の指名競争入札での発注が予定されているが、このほど同橋架替を担当する栃木県は、12月議会案件として8月末にも公告する方針を固めた。
想定される参加資格要件は、構造物A級。橋長が300mと長く鋼重が900tを超えるため3社で構成するJVが有力視され、JV構成員に求められる経営審査結果の総合評点(P)は、代表者が1、250点以上、構成員は1、000点以上が想定される。
同橋の規模は、延長300・2m、幅員10・5mの6径間連続鋼桁橋となる。設計は富貴沢建設コンサルタント(栃木県宇都宮市簗瀬2-13-26、電話028-635-3132)が担当した。