茅ヶ崎市は消防署小和田出張所(松浪2丁目)移転を計画しているが、6月1日と2日、住民説明会を開催する。移転予定地の選定理由や施設のイメージ等について説明に当たる。
現在の小和田出張所は、昭和40年の建築で、平成10年に耐震改修を施しているものの、施設の老朽化が懸案となっているという。施設は前面4m前後の住宅街に配置されていることから、大規模災害に消防車等の出動経路が閉塞される可能性もあるという。
市では、県営住宅茅ヶ崎テラス跡地(常盤町1番地)の移転を検討しており、規模は海岸出張所と同等(540平方m)程度を想定する。施設には、職員のほかに地域住民が放水訓練等を行えるような設備・空間の確保を考えている。
市では、夏ごろをメドに新施設の規模、設備、機能等に関する基本プランを作成し、27年度に設計、28年度から工事に着手し、29年度の供用開始のスケジュールを描いている。
説明会は、地域住民を対象に、1日と2日の日程で兵金山会館(浜竹4丁目)で開催する。