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上田知事と清水市長が太田大臣に要望書渡す

2014/06/20 本社配信

 上田清司埼玉県知事と清水勇人さいたま市長は19日、国土交通省の太田昭宏大臣に地域高規格道路「新大宮上尾道路」の早期整備に関する要望書を手渡した。

 要望事項は▽首都高速道路与野ジャンクションから圏央道桶川北本インターチェンジまでの整備計画(約16Km)を早期に具現化し、事業主体、事業手法を決定すること▽本路線の導入空間である上尾道路について4車線化を早急に完了させること▽首都圏の防災力の強化や国民の安心・安全に必要な道路整備予算を確実に確保すること――の三点。

 新大宮上尾道路は、新大宮バイパスと上尾道路の自動車専用部として計画されている。

 新大宮バイパスの交通量は一日当たり8万台を超えており、一般道路としては県内で最も交通量の多い路線。慢性的に交通渋滞が発生しており、上田知事は、パネルを用いて太田大臣に対策の必要性を説明した。

 新大宮上尾道路が整備されれば渋滞緩和はもとより、首都圏と北陸、東北を結ぶ物流の効率化、地域間の連携強化が図られることになる。

 また首都直下地震の発生が懸念されている中で、さいたま新都心を核とした首都圏災害に対するバックアップ機能を最大限に発揮させるためにも、早期整備が必要だと要望した。



【写真=上田知事が太田大臣にパネルを用いて説明した】

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