国土交通省の本東信(ほんとう・しん)国土政策局長は5日、建設専門紙記者会の就任インタビューで「国土のグランドデザイン2050の推進を通じた地域創生の取り組みが最大の課題」との考えを示した。またグランドデザインに基づく国土づくりについては「現場目線、地域中心の目線で応援していく。地域が将来プランを考えてもらうことが出発点になる」ことを強調した。
本東局長は「これからの町づくりがどうあるべきかを考えると、コンパクト+ネットワークがキーワードになる。人口が減っていく中で行政サービス、民間サービスを効率的に提供するためには、町自体がコンパクトにならないと成り立たない。ただコンパクトになっただけではマーケットが縮小してしまうので、ある程度の人口規模が必要なサービスが受けられなくなってしまう。それを補うのはネットワーク。交流しやすくして一定の圏域人口を確保できる」と語った。
さらに「多様性が大事だということを強く意識している。それぞれのコンパクトな町に違いがあって初めて、隣の町に行ってみようという交流が活発になる。地域の個性が活力の源泉。常に地域の個性を磨いて、地域間の差異をつくっていくことが、対流のエンジンになる」と展開した。
加えて「今後、情報革命がさらに進んでいく。今まではどちらかと言うと実物空間での国土計画を考えていたが、さらに知識・情報空間を意識して、いわば3次元的国土を考えていかなければならない」とも述べている。
写真=「グランドデザインの推進を通じた地域創生の取り組みが最大の課題」と話す本東信国土政策局長
















