上越地域消防事務組合は、上越市下水道センター余地（上越市藤野新田２５５－１）に建設する消防本部・上越北消防署庁舎整備の設計業者選定に向け公募型プロポーザルの公告手続きを開始した。参加表明書の提出期限は来月26日、１次審査（書類審査）は10月７日、２次審査は10月21日。

　参加要件は２者の設計ＪＶとし、代表者は２００６年４月以降に新築の免震消防庁舎（延床２０００㎡以上）の設計実績が求められている。また代表者以外の構成員は上越市または妙高市に本社・本店を置く者。　

　設計契約限度額は２億２３８０万２０００円（税込）。工事費の上限額は35億円（税込）。

敷地面積は２万２３００㎡。消防本部と上越北消防署の計画延床面積は約５３００㎡。訓練所３棟（約７００㎡）、ヘリポート、自家給油設備なども整備する。

基本設計の完了期限は17年３月21日。実施設計の完了期限は17年11月30日。本体工事の着工は18年２月、運用の開始は20年４月。　

　現況測量、地質調査、電波障害調査、造成・構内通路設計、消雪設備設計・高機能消防指令センター設計については、別途組合が発注を予定している。