新潟市は、（仮称）万代・宮浦乳児保育園および東地域保健福祉センター建設基本・実施設計業務の簡易公募型プロポーザルを公告した。

　参加表明書の提出期限は今月19日まで、技術提案書の提出は12月９日～１月12日の期間で受け付ける。１月30日に１次審査、２月８日に２次審査を行い、２月10日に審査結果を通知する。

　基本・実施設計の履行期限は２０１８年２月28日。

　主な参加資格は新潟市内に本社がある者（共同企業体の場合は、代用者）など。

　新潟市中央区東万代町地内の旧万代小学校跡地（敷地面積４０３９・４４㎡）で、保育園の低年齢児児童の需要増加と定員の拡大へ万代保育園、宮浦乳児院を移転統合し、東地域保健センターのユニバーサルデザイン、適正駐車場を確保する。また保育需要を見て長嶺保育園の統合も視野に入れる。

　設計条件では４階建て以下、延べ床面積約２５００㎡を想定し、保育園、保健福祉センター機能にそれぞれ床面積１２５０㎡を見込む。保育園定員には１５０人、最大受け入れ可能園児数１７７人とするほか、園庭約４００㎡、駐車場は50台分以上、別途、検診バス３台分の駐車スペースを確保する。全体工事費には10億５０００万円を予定。

　技術提案課題では、保育園児の送迎や保険福祉センター来所者の利便性、周辺住民や近隣施設、自然環境など周辺環境に配慮した配置計画、保育園機能と保健福祉センター機能がそれぞれ独立し、２つの機能を集約した施設計画への提案が求められている。

　今後のスケジュールでは、18年２月まで基本・実施設計期間に充て、17年１～３月に地質調査を実施。建設工事期間は18年９月～20年２月までとしている。