県佐久建設事務所（宮原宣明所長）は16日、2017年度の若手技術者など所長表彰式を挙行した。

　同事務所が発注した建設工事、委託業務において、優良な建設工事などに携わり、優れた施工管理や技術向上に対して意欲的に取り組んだとして、宮原所長から栄誉を称え、建設工事部門２人と委託業務部門３人へ表彰状が手渡された。

　受賞者を代表して、淺川雅祥氏（黒澤組）と滝澤成晃氏（みすず綜合コンサルタント）が「この受賞を機に技術者として今後も一層の技術研鑚に精進していきたい」と謝辞を述べた。

　宮原所長は「これからは今まで以上に住民の要望に応えるためにも技術力、創意工夫が重要になる。しかし、昨今は技術の伝承が重要課題。皆様方がやりがいと誇りをもてるように受発注者で協働で努力していきたい」として、さらなる活躍を期待した。

　受賞者は次のとおり（敬称略）

【建設工事部門】

◆淺川雅祥（黒澤組）平成27年度県単道路改良改築工事（主）諏訪白樺湖小諸線

◆和田翔太（木下建工）平成26年度災害防除工事（主）下仁田臼田線

【委託業務部門】

◆飯嶋拓也（フジ技研）平成27年度通常砂防事業に伴う用地測量等業務（砂）大森沢

◆滝澤成晃（みすず綜合コンサルタント）平成27年度通常砂防事業に伴う設計業務（砂）秋山沢

◆床尾亮一（長野技研）平成26年度県単道路改築事業に伴う測量・設計業務（ー）牛鹿望月線