南魚沼市(林茂男市長)は24日、新年度当初予算案を明らかにした。保育園整備事業5億4491万6000円、統合中学校建設事業4億2831万5000円、街路新設改良事業6億9017万1000円、し尿等受入施設事業3億7781万6000円を盛り込んだ。
一般会計は、対前年度比17億3000万円減(5・3%減)の309億4300万円で、普通建設事業費は同比10億1048万6000円減(19・7%減)の41億2089万9000円となった。
保育園整備事業では、塩沢・中統合保育園を統合し新園舎を整備。規模はW造平屋建て、床面積1000㎡程度、定員150人を予定。また八幡保育園で園庭を整備する。
統合中学校建設事業は、八海中学校の野球場整備と既存グラウンドの改修工事を実施。
街路新設改良事業では新沖上線の物件調査のほか、5カ年の継続事業で取り組む、樋渡東西線線路アンダーパス本体工事、う回路整備を行う。
し尿等受入施設建設事業は2018年度供用開始を目指し工事を進める。
CCRC関連では、構想推進へ5362万円を付けた。
就任後初めての予算編成となる林市長は、「予算編成の大変さをあらためて実感した。厳しい財政状況ではあるが、自分達が先頭に立って新年度の事業に取り組む」と決意を語った。
【写真=林市長】