県技術管理室は、郵便入札を併用している受注希望型競争入札において、4月公告案件からは原則として電子入札のみとする方針。同時にこれまでは入札回数は1回のみだったが、不調の場合再入札を行う。
電子入札の完全実施は、受発注者の負担軽減やミスを抑制することが狙い。公告期間も3日程度短縮される見通し。参加希望型競争入札は継続して紙による入札を実施する。
再入札は、不調件数の削減や公告期間短縮、事務負担軽減、技術者拘束期間に長期化削減が目的。2015年度における不調は、予定価格超過が工事101件、委託7件。失格基準価格未満は工事43件、委託11件。過去5年間で見ると、件数は年々増えている状況にある。再公告と比較して、再入札は予定価格5000万円未満の案件は公告期間が5~7日、5000万円以上の案件は11~13日の短縮になる見通し。