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最新の舗装技術を学ぶ

2017/02/25 長野建設新聞

 長野県道路舗装協会(依田幸光会長・木下組)並びに県土木施工管理技士会は22日、舗装技術の品質向上や最新技術を学んでもらおうと、技術者研修会を長建ビルで開いた。研修会には30人が参加。

 依田会長は「本日は生産性の向上、技術の向上を図るための研修会。会員各位さまには是非社に持ち帰り実践してほしい」とあいさつ。

 研修会の講師は、県建設部道路管理課山崎直人課長補佐兼維持舗装係長が、舗装事業の最近の話題を講義。また、ニチレキ関東支店が、積雪寒冷地の舗装技術などを指導した。

 山崎係長は、今冬の除雪や県の取組みなどを「県道の維持管理は約5000㎞。維持修繕で年間50億円が必要とされているが、財源確保に苦慮している」「今冬は過去10年の中で降雪量が過去3番目。そのため除雪費が超過したため、除雪しているの皆様方には効率化を求めた。しかし、住民からの苦情で皆様方には大変な思いをされているかと」などと、厳しい環境を語った。参加者は熱心にメモを取りながら聞いていた。

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