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長野県建設部木曽建設事務所

伊那木曽連絡道路で沿道美化活動

2017/04/29 長野建設新聞

4月下旬から始まるゴールデンウィークを前に27日、国道361号の伊那木曽連絡道路で沿道美化活動が行われ、建設業界からも木曽土建工業から2人が参加して、良好な沿道環境の創出に貢献した。

この活動は春と秋の観光シーズンを前に、投棄されたゴミを回収し、観光客に美しい景観を満喫してもらおうと県、塩尻市、木曽町やNPO法人ビレッジならかわの合同で毎年、春は連休前のこの時期に実施しているもの。

活動に先立ち、木曽建設事務所維持管理課の鈴木卓也課長は「この活動は、平成18年2月に権兵衛トンネルが開通して以来の恒例行事で、本日は7機関から30名余の参加をいただいた。国道19号交点から権兵衛トンネル木曽川チェーン着脱場まで約8kmを4班に別れて活動していただくが、安全に注意して作業を行ってほしい」と呼びかけた。

木曽土建工業は、この路線の小破修繕の年間契約を結んでいる木曽北部建設特定企業体の幹事社を務めている。当日は土木部課長補佐の小坂育男さんと土木部技術主任の栗屋圭介さんが参加。沿道のゴミを手際よく収集した。

鈴木課長は本紙に対し、「投棄されるゴミは減ってきているが、この道路は木曽の東側の玄関口として、また伊那の観光・物流の重要路線でもあり、県外からも多くの方が訪れる。トラック等からの積荷や落下物が道路に転がっていることもある」と最近の状況を示し、活動の意義を強調した。


【写真=木曽土建工業からも小坂さんと栗屋さんが参加した】

木曽土建からも参加

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