記事

事業者
国土交通省北陸地方整備局(建設)

週休2日実施支援モデル工事で新たに工程共有強化型

2017/05/26 新潟建設新聞

 北陸地方整備局は、本年度から週休2日実施支援モデル工事60件と、同(工程共有強化型)20件を試行する。

 これまで行ってきた完全週休2日実施支援モデル工事と違う点は、施工条件確認部会と工程調整部会を必ず開催することや、工期の設定根拠を特記仕様書で提示することなど。特に工程共有強化型は、工程調整部会を月1回以上開催しなければならない。同局では全ての工事で2つの部会を原則開催しなければならないとしているが、受注者が開催を希望しない場合は、開催しなくても良いとしている。しかし今回試行する工事は必須となる。また、工程共有表(CCS等)に休日計画や実績も明記しなければならない。

 評価については、週休2日が達成できた場合は適用され、できなかった場合でもペナルティは無いとしている。

 このほか間接工事費は、週休2日が実現した場合に設計変更で補正計上となる。補正係数は、共通仮設費1・02、現場管理費1・04。国土交通省が3月に通達した。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら