県土木部の女性技術職員をはじめ県内土木建設業で働く女性で組織するNDJ(にいがた・土木・女子)会議が発足した。16日には新潟市内でキックオフ会議が開かれ、今後の活動などについて確認した。
土木建設業全体のイメージアップや働く環境の改善、社会的地位向上を目的に、土木のPR活動や構成員同士の相互連携、職場環境改善への検討などを行う。県内の土木建設関連業務に従事する女性で構成され、今後も建設コンサルタントや測量設計など幅広く会員を募る。
代表を務める県土木部道路建設課参事の瀬戸民枝課長補佐は「女性が増えることはもちろん、男女ともに働きやすい業界を目指す」とし「まずは横のつながり、顔の見えるネットワークをつくりたい。女性技術者は各組織で孤立しがち、仲間がいることを感じられる会にしたい」と語った。
同会では、23日にも第1回の意見交換・交流会を開催するほか、県内の中学校、高校で土木出張PRなどを行うとしている。
【写真=土木PRに活動展開へ】