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国土交通省北陸地方整備局(建設)

朝日温海道路は全体事業費1900億円

2017/11/17 新潟建設新聞

 北陸地方整備局は、国道7号朝日温海道路整備事業について、延長100m以上の構造物について、トンネル19カ所と橋梁10カ所で計画していることを明らかにした。また、本年度末までの事業進捗率も8%となる見込みも示した。




 今回明らかとなったのは延長100m以上が対象。新潟県内の大須戸第二IC(仮称)~鼠ヶ関IC(仮称)間は、トンネルが13カ所、橋梁は9カ所。山形県内では鼠ヶ関IC~あつみ温泉IC間でトンネル6カ所、橋梁1カ所を予定している。

 事業費については全体事業費約1900億円のうち、本年度末までに143億円を投入し、進捗率8%とする見込み。このうち、用地・補償費については全体で約94億円。本年度末までに約32億円を執行し、進捗率34%とする見通し。

 今後は、道路設計や改良工事、用地取得、埋蔵文化財調査などを引き続き進め、早期の2車線供用を目指す。

 朝日温海道路は、朝日まほろばIC(新潟県)~あつみ温泉IC(山形県)までの延長40・9km。新潟県区間は朝日まほろばIC~山形県境までの延長34・1kmで、山形県区間は新潟県境~あつみ温泉ICまでの延長6・7km。初弾で発注された1号トンネル(約1007m)は、鹿島建設・福田組JVが9月から工事を開始している。

 各IC間のトンネル・橋梁の計画規模は次の通り。※100m以上

▼大須戸第二IC→北中IC

 ▽橋梁340m▽トンネル1007m▽トンネル2690m▽トンネル1200m▽トンネル1190m▽橋梁180m

▼北中IC→勝木IC

 ▽橋梁100m▽橋梁340m▽トンネル1700m▽トンネル960m▽トンネル900m▽トンネル100m▽トンネル340m▽橋梁1000m

▼勝木IC→府屋IC

 ▽橋梁140m▽橋梁100m

▼府屋IC→鼠ヶ関IC

 ▽トンネル130m▽橋梁300m▽トンネル2100m▽トンネル200m▽橋梁100m▽トンネル840m

▼鼠ヶ関IC→あつみ温泉IC

 ▽橋梁120m▽トンネル1265m▽トンネル308m▽トンネル409m▽トンネル682m▽トンネル473m▽トンネル1016m

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