糸魚川市は16日、市役所市民ホールで同市で初めてとなる優良工事・優良技術者表彰式を開催した。2016年度に施工された工事から4工事・4技術者を選定し表彰した。
米田徹市長はあいさつで、昨年12月の大火や10月の台風被害からの復旧作業に対する感謝を述べるとともに「公共工事は設計書通りにつくるものだが、設計書は100%ではなく、技術者から提案で、より良いものをつくっている。今後も他の模範となるように頑張ってほしい」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して笠原建設の鈴木秀城代表取締役は「地域の建設会社は地域とともに発展することが役割、地域の人を雇用し育てることが使命」とし「大火や台風によるすべり災害からの復旧など社会資本の整備に少しでも貢献できるよう全力を尽くす」と意気込みを述べた。
受賞工事・技術者は次のとおり。(①施工者②優良技術者)※敬称略
◆土木一式工事
◇親知1号親不知漁港改修工事=①田辺建設北陸支店②栗本誠
◆建築一式工事
◇中能生地区公民館新築(建築)工事=①笠原建設②吉岡敏宏
◆管工事
◇青海総合文化会館空調設備改修工事=①井上商会糸魚川支社②丸山武文
◆電気工事
◇青海小学校高圧受電設備改修工事=①小野崎電機工業所②倉島康
【写真=受賞者で記念撮影】