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新潟駅連続立体交差の工事現場を公開

2017/11/21 新潟建設新聞

 JR東日本新潟氏者と新潟市は、新潟駅で進められる連続立体交差事業の工事現場を公開した。

 2018年4月の第一期開業を予定しており、すでに軌道が引かれているほか、ホームには点字ブロックや分離柵が設置される。これまでに土木工事が完了し、今後は建築仕上げ工事、電気整備、照明工事、サイン、エスカレーター、エレベーターの設置工事などを進める。

 新潟駅在来線ホームの高架化や踏み切りの撤去などを行う連続立体交差事業では、在来線約2・5㎞を高架化し、新幹線との同一ホームを含む3面5路線を整備。2018年4月には、第1期開業として同一ホームを含む3面4路線の供用開始を目指している。全面開業は21年度を予定しており全面開業後、新潟市が高架下でのバスターミナルや万代広場の整備を計画する。

 総事業費885億円に対し、事業費ベースでの進捗率は17年度末でおよそ6割に達する見込み。

 同日には、篠田昭新潟市長が現場を視察し、「第一期開業に向けた準備を進めたい。駅から、まちへの動線を明確にして本格開業までにアイデアや仕掛けを、検討したい」とし、JR東日本の今井政人支社長は、「上越新幹線開業以来の転機となる。第一期開業までに半年ほどあるが安全に工事を進める」と語った。


【写真=完成間近の高架ホーム】

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