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国土交通省関東地方整備局(建設)

関東整備局がコンクリート構造物講習会

2018/06/25 埼玉建設新聞

 関東地方整備局は7月11日午後1時~4時35分に民間企業、国・自治体の技術者を対象としたコンクリート構造物の調査・診断・措置に関わる講習会を開催する。会場は関東技術事務所建設技術展示館(千葉県松戸市五香西6-12-1)。定員100人で定員に達し次第締め切る。受講料は無料。講習会は全国土木施工管理技士会連合会CPDSプログラムの認定を受ける予定。

 講習はいずれも座学で4部構成となっている。まず、企画部技術管理課の小林茂則課長補佐がコンクリートの規格標準化などの取り組みについて説明。次いで、西日本高速道路エンジニアリング四国土木事業本部土木技術部研究開発部長博士(工学)の橋本和明氏がJシステム(コンクリート表面の浮き・剥離(はくり)を検出する技術)を紹介する。

 休憩を挟んで、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻インフラ先端技術共同研究講座助教の奥出信博氏がAEトモグラフィー(弾性波を用いた内部診断手法)の解説と実例を紹介。さらに、IPH工法協会の加川順一理事長がIPH(内圧充填接合補強)工法によるコンクリート構造物の健全な長寿命化を解説し実例紹介も行う。

 参加希望者は、建設技術展示館ホームページから申し込みを行うこと。締め切りは7月4日。

 問い合わせは建設技術展示館事務局(電話047-394-6471)まで。

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