関東地方整備局は大阪北部地震に伴い近畿地方整備局への支援を行うため26日、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)第2陣の被害状況調査班(建築班)4人を派遣した。同班はブロック塀の安全点検を中心とした作業にあたる。派遣に先立ち、さいたま新都心合同庁舎2号館1階で出発式が行われた。
泊宏局長は「被災地のお役に立てるよう皆さんが平素から培ってきた技術力を生かしてほしい。暑さが厳しいかもしれないが、健康や体調に留意して無事の帰還をお祈りします」と激励した。
班長を務める林渉営繕部調整課課長補佐は「被災地のご苦労は聞いている。痛ましい事故が起きてしまったブロック塀の安全点検を中心として取り組み、技術力を発揮したい」などと述べた。
隊員は職員などに見送られながら、近畿地方整備局に向けて出発した。
【写真=泊局長(右)がTEC-FORCEの4人を激励】