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国土交通省関東地方整備局(建設)

関東整備局が大型車通行適正化へ推進月間創設

2018/07/18 埼玉建設新聞

 関東地方整備局は13日、さいたま新都心合同庁舎2号館災害対策本部室で第7回大型車通行適正化に向けた関東地域連絡協議会を開催した。2018年度は新たに、大型車通行適正化推進月間(仮称)を創設。また過積載の一因となっている荷主からの違反強要などを抑止するため啓発活動などの対策も実施する。

 乙守和人道路部道路環境対策技術分析官は「10月を大型車通行適正化推進月間として創設し、広報の集中的な取り組みを行うことを考えており、皆様の積極的なご協力を賜りたい」と述べた。

 関東の1都3県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)は大型車両の通行需要が高い一方、悪質な重量違反車両の走行により道路が劣化し、老朽化とともに深刻な課題となっている。道路管理者、関係行政機関、関係企業など25団体が連携し大型車両の適正かつ安全な走行実現に向けて広報活動や違反車両の取り締まりなどを実施していく。キャッチコピーは『重量守り、道路を守ろう。』『重量超過、道路劣化』としている。


【写真=1都3県の関係者が集まり大型車の通行適正化を議論した】

1都3県の関係者が集まり大型車の通行適正化を議論した

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