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茨城県古河市

秋ごろにも外構など発注/上辺見保育所改築

2018/08/21 日本工業経済新聞(茨城版)

 古河市が旧古河赤十字病院跡地(日赤跡地)の東側に改築を進める上辺見保育所について、秋ごろにも外構整備や道路接続部の改修を発注したい考え。2019年度の開所を目指していく。

 現在の上辺見保育所(上辺見2369)は1972年に建てられたもので、老朽化が進行している。これを踏まえ、安全な保育環境を確保するため、保育所西側約100mに位置する日赤跡地の東側(A7590・39㎡)に移転、改築を進めている。

 17年度から実施している保育所改築では、建築工事を山中建設工業㈱(古河市)、機械設備工事をゴヨー・三幸JV、電気設備工事を㈱イシカワ功電社(同市)が進めている。

 18年度は外構関係と道路関係に着手する。外構では敷地北側の従業員駐車場(44台)や南側の送迎用駐車場(17台)を整備する。アスファルト舗装を予定。

 道路関係では南側で右折レーン設置や歩道整備などを行う計画。土工のほか、舗装工(A1080㎡)、排水工(L140m)、付帯工などを見込む。

 本年度の工事費には、改築、施設整備、外構、道路などを全て含め5億6658万円を設定。このほか工事監理委託料799万円、開所式委託料10万円、庁用器具購入費1296万3000円を配分した。

 なお日赤跡地の西側(A5340・12㎡)については、PPPやPFIなどによる民間の活用を検討しており、現在は㈱富士通総研(東京都港区)が施設導入基本計画や調査などを進めている。19年3月をめどにまとめる見通しだ。

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