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全国道の駅連絡会がシンポジウム「産業観光の拠点に」

2018/10/06 新潟建設新聞

 三条市で9月27日、弊社が後援に加わる「第7回全国道の駅シンポジウムin三条」が道の駅燕三条地場産業センターで開かれた。地域活性化の拠点となり得る道の駅の可能性、質的向上や集客のヒントを探る座談会に1300人が耳を傾けた。

 北陸ブロックで初の開催となったこの会合は、全国道の駅連絡会と三条市が主催。連絡会は2012年の発足以来、道の駅が立地する804自治体と連携し、全国各地で総会・シンポジウムを開催している。

 冒頭あいさつに立った北陸道の駅連絡会会長の國定勇人三条市長は「北陸では情報発信機能の強化に力を入れている。道の駅のブランド力強化につなげたい」と歓迎の言葉を述べた。

 座談会では地域産業と新しい観光のあり方を主題に國定会長、燕三条工場の祭典実行委員長の山田立氏、能作取締役の能作千春氏が意見を交換。価格以外の魅力を伝えるものづくりの時代になったとの共通認識を踏まえ、道の駅を地場産品のPRや製造過程の体験ができる場として発展させたいとの意見で一致した。

 道の駅制度創設から25年目のことし、全国に1145の道の駅があり、県内では全国第4位の39駅が運営されている。


【写真=座談会には1300人が聴講した】

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