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物見山第一住宅跡の開発は達建設で造成着手

2018/11/02 新潟建設新聞

 沼垂不動産(新潟市中央区)は新潟市から取得した新潟市東区の物見山第1住宅跡地7767・43㎡について、達建設の施工で造成工事に着手した。同社の提案では、幅員6m以上の新設道路4本で4街区に分割し、1街区の区画数が5~9区画の全31区画の宅地を造成するほか、およそ1700㎡の公園を整備する。2019年の分譲開始を予定する。

 同地は公募型プロポーザルにより新潟市から取得。プロポーザル時の計画では、宅地の分譲販売に新潟市に本社を置く企業を中心とした複数の建築業者に10区画前後を卸す予定。この他建築条件を付けない自社販売でエンドユーザーが自由に建築業者を選べるようにするほか、複数の建築業者の自由な発想で個性的な住宅が建ち並ぶ、魅力溢れる街並みを形成する。

 公園は法面を芝張りとすることで緑化を推進し、災害時の地域貢献にソーラー付き時計、ソーラー照明、かまどベンチの設置を想定し、地域住民の要望に沿ったかたちでの公園整備を行う。また宅地造成の土砂を使って地盤レベルを現在の宅盤上段レベルまで上げ、北側および西側の傾斜を盛土切土により緩やかにする。土留めを傾斜とすることで極力土砂災害計画区域の指定が外れるように設計する。

 設計は、アーバンクリエーションが担当した。


【物見山第一市営住宅跡地開発イメージ】

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