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情報通信設備協会関東地方本部埼玉県支部

情報通信設備協会県支部が新年会/行政に知見で貢献を

2019/01/31 埼玉建設新聞

 情報通信設備協会関東地方本部埼玉県支部(髙瀬幸雄支部長)は28日、来賓、関係団体幹部、通信事業者らを招き、さいたま市大宮区のラフォーレ清水園で2019年新年賀詞交歓会を開催した。今年は鶴ヶ島の県農業大学跡地で事業が動き出した超スマート社会の構築への貢献のため、知見を結集して県に協力・支援する方針だ。

 髙瀬支部長は「AIやIoTは想像以上のスピードで進化しています。データ伝送スピードが現在の100倍と言われている5Gが来年春から商用サービスを開始することになっています。後で振り返ると今年が情報通信分野の分水嶺であったと言える年になるのではないかと思います。支部としてはこの大きなビジネスチャンスの到来を確実に捉え、この良い流れにしなやかに乗り、猪突猛進していきたいと考えています」と1年の抱負を交えあいさつした。

 来賓には同支部顧問の木下高志県議会議員、㈱NTT東日本―関信越の大石浩司取締役ビジネスイノベーション部長、関東地方本部の塚本豊幹事らが駆け付け、それぞれが同支部のさらなる発展を願いエールを送った。

 木下県議は来年度の県の予算編成方針について触れ「未来の課題に先手を打つため超スマート社会をつくり上げる考えが盛り込まれています。皆さんの社業に直結する事業であり、活躍の場が明確になったことを物語っています。来年度は皆さんの時代ですので、多くの提案や幅広い活動を期待しています」と支部の商機に対する期待と産業振興での県政への貢献を求める祝辞を述べた。

 その後は埼玉県設備設計事務所協会の藤原克彦副会長の発声で乾杯。祝宴に入り1年の門出を祝い和やかに親睦を図った。

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