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見附商工会が新春講演会で県政を解説

2019/02/01 新潟建設新聞

 見附市でこのほど、見附商工会(三本泰輔会長)の主催による2019年新春企業交流会が開催され、県から招いた講師による特別講演会が行われた。「県政の諸課題について」と題する講話に160人の参加者が耳を傾けた。

 ホテルつるやを会場に開かれた講演会では県産業労働観光部の橋本一浩部長が講師を務め、花角知事が提唱する「住んでよし、訪れてよしの新潟県」の基本理念に沿った新潟県総合計画の見直しを説明。「年度内の完成を目指している」と述べ、 特に防災・減災対策については、昨年12月に発足した新たな検討会議を紹介。「激甚化する水害対策の骨子案を了承し、5月に取りまとめる」と報告した。

 産業分野の課題では人手不足対策を挙げ、AI、IoTの活用による生産性向上の推進を解説。「建設分野では二つのシステムを開発し、県発注工事に導入している」と解説し、導入促進補助金での支援策にも触れた。

 橋本部長は中期的なインフラ基盤整備の構想にも言及。大河津分水路、松本糸魚川連絡道路、上越魚沼地域振興快速道路(十日町道路)、日本海沿岸東北自動車道(朝日温海道路)、磐越自動車道の早期整備の必要を挙げ「日本海国土軸の形成に向けて努力したい」と述べた。


【写真=160人が参加した】

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