北陸地方整備局信濃川河川事務所は１月30日、ｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ勉強会「大河津分水路を３次元でつなぐ」を開いた。ＩＣＴ施工で先進的活用を実践する県外企業から講師を招き、新しい技術に対する理解を深めた。

　田部成幸事務所長が「少子高齢化などの要因により担い手が不足する中、ＩＣＴを活用した事業の効率化が求められている。今回の勉強会をぜひ生かしてほしい」とあいさつ。

　基調講演「ｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎノミライ」では、日本建設機械施工協会・施工技術総合研究所の椎葉祐士氏が建設業界の今後の展望を語った。

　正治組（正治恵社長、静岡県伊豆の国市）の大矢洋平氏はボーダーライン」をテーマに説明。どの程度の工事規模からＢＩＭ・ＣＩＭやｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎを利用すれば適切か解説した。

　山口土木（山田健一社長、愛知県岡崎市）の松尾泰晴氏も「カイゼン」と題して活用事例を紹介した。

勉強会には建設関係の会社や行政など80人弱が参加し、意見を交わした。

【写真＝勉強会には80人弱が参加】