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新潟県燕・弥彦総合事務組合

管路整備に債務52億、広域化初の水道事業会計

2019/02/21 新潟建設新聞

 燕・弥彦総合事務組合(管理者=鈴木力燕市長)は18日、定例議会を開き水道事業広域化の初年度となる2019年度水道事業会計予算をまとめた。

 浄水場施設再構築事業において、24年度を期間とする債務負担行為で送配水管整備事業に限度額52億190万円を設定した。また老朽管路更新に7億6064万6000円を充て、石綿セメント管の更新・重要施設管路の耐震化を行う。

 19年度の予算規模は32億2192万9000円。収益的支出が17億6612万3000円、資本的支出が14億5580万6000円となった。

 浄水施設再構築事業に2億2371万6000円を計上。内訳は配水管整備詳細設計に1億2980万円、大河津分水の掘削土を活用した用地造成工事に5127万1000円、JR軌道横断詳細設計に2200万円、取水施設詳細設計に378万円など。

 統合浄水場は20年度に着工、25年度供用開始の予定。管路についてはDB方式で、プロポーザルにより現在事業者を選定中。浄水場はDBO方式で、年度明けにも実施方針を公表の予定となっている。

基本設計はNJSが担当した。

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