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埼玉県設備設計事務所協会

県設備設計事務所協会の通常総会/BIMに活路を

2019/05/23 埼玉建設新聞

 埼玉県設備設計事務所協会(金子和已会長)は21日、さいたま共済会館で2019年度通常総会を開催した。承認された事業計画によると、特に新たな活動としてBIMの導入に向けた勉強会を各委員会合同で進める方針が示された。令和の幕開けを契機に活動をより一層強化。BIMの導入に活路を見出し、協会を盛り立てていく考え。

 金子会長はあいさつで「BIMとAIのコラボレーションをいかに仕事の中でマッチングしていくかが問われている。長い話ではなく、ここ数年で絶対に必要になる。対応することで若い人も当然業界に入ってくるでしょう。古い体質から抜け出して新しい設計の在り方を探るいい機会」と今後取り組む方向性を明確に伝えた。

 議事では18年度事業報告・収支決算、役員(監事)選任、19年度事業計画案・収支予算案について審議し、全会一致で原案どおり可決した。

 このうち役員選任では空間計画㈲の代表取締役交代に伴い、江副光宏氏から佐藤秀安氏が監事を引き継いだ。

 総会終了後は懇親会を開催。顧問の木下高志県議会議員のほか、来賓に県都市整備部設備課の小久保賢一副課長や関連団体幹部が招かれ、各メーカー関係者など賛助会員も多数出席。新規入会した賛助会員の㈱白川電機製作所を紹介後、埼玉県電業協会の岡村一巳会長の発声で乾杯。連携強化へ交流の場として和やかに親睦を深めた。

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