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【革新的河川技術】第五弾は「河川巡視の高度化」に

2019/07/30 本社配信

 国土交通省は革新的河川技術プロジェクトの第五弾として、ドローンを活用した「河川巡視の高度化」技術開発に参画する企業等を募集する。8月21日まで河川巡視の高度化を目的としたドローン・運行管理等企業、カメラ企業、画像解析技術保有企業、河川管理・調査に関する技術を持つ企業などを募り、同月28日には応募企業を対象とした情報交換会となるピッチイベントを開く。

 公募内容は、現在目視で行っている河川巡視項目のうち、ドローンにより確認できる地形、植生、水面、利用状況や護岸といった構造物の河川情報を画像・温度などで取得し、異常箇所を自動抽出する技術の開発。事業者は2者選定し、現場実証は天竜川水系三峰川(長野県伊那市)と関東地方整備局管内の都市河川で実施する。

 開発期間は本年10月から2021年2月を予定。費用は本年度が1000万円まで、20年度は中間取りまとめを踏まえて設定する。

 技術開発の成果として、ドローンを活用した河川巡視ガイドライン(案)を作成する見通しだ。

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