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県建築士会が公益社団法人移行後初の総会

2019/07/30 新潟建設新聞

 新潟県建築士会は25日、新潟市中央区の新潟東映ホテルで本年度定時総会ならびに公益社団法人移行祝賀会を挙行した。

 冒頭、川ノ口信一会長は「公益社団法人として新たな一歩を踏み出し、社会的信頼が一段と高まり意思の醸成が図られる。自らを磨きながら社会の公共福祉増進に寄与し、会の目的に沿った活動の展開が図られるものと確信している」と期待した。

 定時総会では2018年度決算や事業報告をはじめ、消費税増税および会員減少に伴う会費の改定など3議案の審議が行われ、いずれも原案どおりに承認した。

 総会後に執り行われた公益社団法人移行に伴う記念式典には県や新潟市などの行政関係者などが来賓として列席。花角英世新潟県知事は「建築士の社会的地位の向上と本県の建築行政の推進に大きな役割を果たしており、村上市で発生した地震では防災協定に基づき被災住宅の円滑な復旧に多大な貢献をいただいた。大きな節目を契機にさらに飛躍されることを祈念する」と祝辞を寄せた。

 また日本建築士会連合会の三井所清典会長より「生業の生態系の保全」をテーマに基調講演が披露されたほか、本年度功労等表彰として吉田六左エ門氏に特別功労者表彰が贈られるなど功労者、永年会員、新潟建築賞の表彰が行われた。


【写真=総会と移行祝賀会を挙行】

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