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建コン協北陸支部が業務・研究発表会/100人が理解深める

2019/08/20 新潟建設新聞

建設コンサルタンツ協会北陸支部(寺本邦一支部長)主催の業務・研究発表会が8日、新潟市内の興和ビルで開かれた。約100人が集まり、会員企業の創造的な研究や新技術の開発成果などに耳を傾けた。

冒頭、寺本支部長が「本日の発表会が技術力向上の大きな一歩として、また北陸の建設コンサルタント業の未来を切り開く原動力として貢献することを祈念する」とあいさつした。

当日は応募のあった26編のうち、8編が披露され、最優秀の支部長賞には「地方都市の密集市街地における災害危険度判定の新たな評価視点に関する一考察」をテーマに発表した国土開発センターが選ばれ、次点の奨励賞には、大日本コンサルタント北陸支社新潟事務所の「斜角の小さな3径間連続PC箱桁橋の支承取替設計」が、審査員特別賞にはアルスコンサルタンツの「現地録音データを用いた猛禽類営巣地の絞り込み」が選出された。

このほか、長岡技術科学大学工学部(環境社会基盤工学専攻)の大塚悟教授が「地盤工学における観測的施工法の意義」と題した講演、さらには、同大学大学院生と新潟大学大学院生がそれぞれ「腐食切れの生じたトラス橋斜材の健全性評価に関する数値解析的検討」「河川堤防における簡易な信頼性評価手法の提案」をテーマに発表を行った。


【写真=約100人が集まった】

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